フィギュアスケート観戦など

フィギュアスケート観戦の感想等を記事にしています。無益なブログです。

お気に入りのプログラム覚書【22-23シーズン】

今季特に気に入ったプログラムをまとめました。(個人の独断と偏見に基づいています…)
また、昨季に比べて試合の映像をみられていないので、国内の選手のプログラムが中心です。
(以下、敬称略)

10. 三浦璃来・木原龍一 You'll never walk alone

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ちょっと去年までのハレルヤと似た雰囲気の印象で、スケーティングの良さをストレートにお出ししたようなプログラムだと思う。

スロールッツからフィニッシュまでの流れとスピードから、2人で滑る喜びがこみ上げているようで好き(特にStSq!!)。
シーズン序盤の負傷からの大変さとそこから戻ってこられた喜びを感じる。
(日本開催のカップル競技で!!)沢山の観客の中でのこの演技はエモーショナルでした..!

9. 吉田陽菜 Dog Days Are Over

youtu.beキュートな振付がとても好き。閉塞感のあるところから明るいところへ向かっていくようなイメージがわいてきて、なかなか国際大会に出られなかったジュニア選手の心情(想像ですが)と重なるところが胸を打ちます。
今シーズンから導入されたスピンの難しい出方も曲に合っていてかっこいい。上手に使うと曲に溶け込むんだなあと思ったところです。

8. 木科雄登 Primavera

今までスケートのキレ!キレ!(イケメン!)のイメージが強かったけれども、そのスケートの緩急を活かしつつ、樋口美穂子先生振付らしいやわらかな腕の使い方が合わさっていて素敵。
情報が得られていませんが、来季もこのプログラムを継続するかどうかが気になっています。(やはり全日本でみたい…!)

7. 千葉百音 シンドラーのリスト

www.youtube.comステップシークエンスでの片足ターンが伸びる上、丁寧に音を拾っているところが素敵で、悲しみのなかから希望を見出すイメージがすごく伝わる。
四大陸選手権の演技では入っていないけれども、スピンのキャメル姿勢で片腕を広げるところが凄く好きでした。

6. 大庭雅 Aesthetic

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※ダイジェスト映像

演技全体の伸びやかさと、スケートのスピードが透き通るようなボーカルに合っていたのではないかと…!
異なるポジションのスパイラルを組み合わせたコレオシークエンスが好き。これぞフィギュアスケートという感じもします。
医龍サウンドトラック(劇伴)が大好きなので選曲での個人的な大幅加点…!(邦ドラマの劇伴でのプログラムがもっと増えたらうれしい)

5. Isabeau Levito/Una Noche Mas by Yasmin Levy

シニア1年目!?と思うようなカッコよさが素敵。曲線的に滑りながらぐいんっとスピードを出して緩急をつけていくところにそれを感じます。
2A跳んでからのターンなども素敵。目線の使い方も印象的。

4. 三浦佳生 美女と野獣

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三浦選手の持っているスケートのスピードが音楽のロマンチックさと合わさるとこんなにも素敵になるのか!!という発見だった…!
スピードを出す男性スケーターにこのような選曲のイメージがなかった、というのもあるかもしれない。
最後のジャンプから「王子」に戻っていくところが特に好き。

四大陸選手権での演技はは個人的には今季ベストパフォーマンスだと思っています…!!

3. 島田高志郎 Sing Sing Sing

www.youtube.com出だしの振りからとってもわくわくする、観ている自分もリズムをとりたくなるプログラムで、リズムを拾う足元や指先が洒脱という感じがする。
スピンやジャンプのタイミングもスパーン!という感じで曲がグッと強くなるところに入っていてとても好みです。

2. 河辺愛菜 ビリーアイリッシュメドレー

youtu.beとにかくカッコイイ!!
StSqは特に凄い。曲のテンポが上がっているけれどもスケーティングのスピードがしっかり合っていて、ところどころに入るジャンプがまた観ていて気持ちいいタイミングだと思う。
スケーティングスピードの他にも、頭の向け方や、手の添え方など、クールだなと思うところが沢山。
昨季までといい意味でイメージチェンジが成功したのではないかなと勝手ながら思うので、来季も楽しみです。

1. 友野一希 こうもり序曲


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友野選手らしい元気と幸せ一杯な持ち味を活かしつつ、クラシックの音楽を丁寧に拾っているところが素敵なプログラム。
ジャンプの配置もここぞという感じで、プログラム全体に溶け込んだ印象が強くなった。最後の3Aが決まるとコレオシークエンスに向けて大盛り上がりで、その前のシークエンスジャンプもさりげなく音を拾っている感じでとても好き。

勢いのあるコレオシークエンスは勿論、スローなステップシークエンスもスケートがなめらかで、まろやかさもあって少し哀しみとおかしみのあるメロディーにぴったり。ここここがお気に入りです。


選手のみなさま、今季もお疲れさまでした。沢山の素敵なプログラムをありがとうございます。

来季は五輪サイクルでいうと中間年にあたるので、よりチャレンジングなプログラムが増えそうでワクワクしています。