短めになるけれど女子についても。
女子の競技に入ると、学校見学の生徒さんたちがジャッジ反対側のアリーナ席を満席になるくらい埋めていたのが驚いた。壮観。
やはりフィギュアスケートといえば一般的には女子シングルなのか、授業のコマ的にそうなのかとか少し思った。
いずれにせよ学校の授業の一環でフィギュアスケートの試合観られるのすごく羨ましい。
選手たちは同年代?くらいの観客がいっぱいいるのってメンタル的に影響あったりするのかなあ。
上位選手
優勝した岡田選手はジャンプもスピンも切れ味がすごくてギュインギュインという感じだった。2位の和田選手はスピンのポジションが綺麗なのと、ジャンプのタイミングが音楽にとてもよく合っていたのが印象的。
中井選手はSP1位から順位を落としてはしまったものの、プログラム全体の流れの綺麗さが光っていた。スピン~ChSq~スピンの流れが好き。このプログラムを継続してスーパークリーンな演技も観てみたい。
6分間練習でもなかなか調整に苦戦していたけど本番では3Aを降りたのは良い意味でのプライドを感じた。来季はどうかコンディションを整えて臨めますように。
気になった選手
山田恵選手も見た目ノーミスでよかった!木下に移ってから伸ばしてきたであろう緩急や滑りの良さも出ていた演技だったのではないかと思う。セカンドジャンプのほうが高い3+3はインパクト強かった!岡選手はライストでみていて柔軟性がすっごい選手、なイメージで、すっごく体を反らせるChSqでも拍手が沸いていた。それに加えてあまり力を入れてなさそうだけどスケートが絹の糸のように伸びていたのも印象的だった。中尾選手の演技の溌剌さとジャンプのでっかさは生で観ても魅力的だった。パーフェクトとはいかなかったけれど決まったジャンプの踏切の思い切りの良さといったら。吉田菫選手は滑りが滑らかでまろやかだったのが印象的だ。さすがアイスダンサー…(ですよね..?)
エキシビション
女子はみなさんSPだったり過去のプログラムだったりしただろうか。中井選手のアイガットリズムはすでに懐かしさすらあった。
今回の試合はほぼJGP組がいない試合だったけれども、それでもジャンプが凄かったり詰めたプログラムを遂行する選手も多く、JGPに出た選手も来季はわからんのだなあと思わされる試合でありました。男女シングルともジュニアの層が厚いのはありがたいことだなあ。