フィギュアスケート観戦など

フィギュアスケート観戦の感想等を記事にしています。無益なブログです。

全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会2019 観戦雑記(1)

今回はなんともありがたいことに土曜日(男女SP、アイスダンスFD)、日曜日(男女FS)と2日通して観戦することが出来ました…。
少しだけですが、観戦の記録を残しておきたいと思います。

両日とも11:40開場、12:40試合開始でした。諸事情等かもしれませんが、空席が見えたのは勿体なかったなあ…。
パンフレットは1部1000円。A4約20ページ、スケジュール、出場選手のプロフィール等掲載されていました。最終日は競技開始の10分前くらいには売り切れていたようです…汗

新横浜スケートセンターは小さめの会場で、2階席、3階席ともに双眼鏡の必要ない距離感でした。
2階の西側にはアクリル板、3階席には手すりがあるのでそこがやや見づらいポイントになってしまっていたかもしれません。
(…東側も他の大会はアクリル板が入っていた気がするけれど、記憶違いかカメラの関係か…)

〇女子SP
とにかくまとめてくる選手の多かった印象です…。一つのミスがかなりの痛手になる試合展開だったと感じました。
後半にいくにつれてミスができない…という雰囲気が強まっていた気もします。

個人的なハイライトの一つは吉岡詩果選手の演技でした…!強い意志を感じる力強いジャンプに曲負けしない滑り、けれども指先のやわらかさはこれが天使といわれるゆえんか…という優しさも感じました。ここまでのいろいろな事を考えてみてしまっているのは否めないけれど、演技を観ていて涙が出そうになりました…。

岩野桃亜選手の演技はステップの巧さが際立っておりました…!この音楽を乗りこなしているようにみえるのが本当に凄いなあと思います。(良い意味で)演技後にはためいきが出ました。表現力と雰囲気の醸し出し方が凄い。

田中梓沙選手のSPチャルダッシュは観たくて観たくてたまらなかったプログラムです!ステップシークエンスののびやかさ、スピードの付け方、方向転換の鋭さ、いろいろなところが絶品でありました…。3回転3回転を回避してまとめられたところにもほっとしました。

アイスダンス
2組ともステキでした…!高浪選手/池田選手組はドラマありあたたかなプログラム、吉田選手/西山選手組は楽しい!楽しい!なプログラムでカップルの雰囲気も違っておりました。なんとなくではありますが、会場も高浪選手/池田選手組はわあーーーっという感じの雰囲気で、吉田選手/西山選手組は(特に最後の方、)うおおーーーーっという感じの雰囲気だったと思います。
アイスダンス、良し悪しはわからないけれどプログラムの世界観に浸るのがすごく楽しいですね…。

 

〇男子SP
今大会でかなりの注目を浴びたであろう関東の4回転を跳ぶJGP組鍵山選手、佐藤選手、三浦選手、かなりのプレッシャーがかかっていたのではないかなと思いました。
関東勢には一段と歓声や応援の声が凄かった!(この熱さは国内の大会の素敵なところ、とも思っています!)
そんな中、ここまでやや関東勢に推され気味だったように思えた岡山三銃士のふたりがここでショートのジャンプを3つ揃えてきて胸が熱くなりました…!

最終Gで出た木科選手のガッツポーズは観ていてすごく嬉しかったなあ。3回転アクセルをはじめ、特大ジャンプ3本は爽快。ステップもキレキレでとにかくかっこいい!ラストのスピンまでかっこいい!嬉しいショートでした。
三宅選手も良かったです…!今季はエレメンツがより洗練されたといいますか…今回抜けコケがなかったのもありますが、その洗練さの出た、まとまった内容でした。長身の選手ですが滑りにやわらかみがあるのが少し不思議です。

男子ショートで持ち味をばん!!と出したのが西山選手…!アイスダンスにも出場して今日2回目(!)今大会3回目(!)の演技です…。靴が違うらしいアイスダンスからシングルへ、感覚を整える時点でもう凄そうです。とても楽しい音楽に乗せて滑ってみている方も笑顔になるような素敵なプログラムでした!滑りは繋ぎのターンの入れ方まで滑らかでより自然でほんっと凄かったです。

男子のSPはとくに、選手それぞれの色を感じられたなあと思いました。

2記事目に続きます…