田中刑事さんの引退会見がプリンスアイスワールドの初日公演後に行われました。
長い競技生活、お疲れさまでした…!
メッシュ?が入っているのかっこいいです。
引退の発表は、今月の中旬にTwitter、Instagramでもされています。
皆様にご報告があります。
— 田中刑事 Keiji TANAKA (@deka_1122) April 11, 2022
こちらをご一読いただけますと幸いです。 pic.twitter.com/ViSsavz68m
今後はアシスタントコーチ(兵庫西宮)とプロスケーターの2足のわらじで活動していくそうです。
特にプロ活動がどこまで決まっているかわかりませんが、凄く楽しみです…!
今まで、特にPIWとリュクスでの活躍を聞くと、今後のアイスショーに期待せずにはいられないなあと。
アイスショーを通じて表現の活動を続けたくなった、という旨の言葉も嬉しいです。
18-19シーズン以降、競技でも(いち視聴者視点ですが)びっくりする選曲をした上で、それをプログラムとして踊りこなす力が凄いなあと思っていました。
Hip Hip Chin Chin(2019-2021)ははっちゃけた雰囲気が意外でしたが、刑事さんの滑りと踊り(の運動量!)でめちゃくちゃノれる演目になったと思いますし、
ジョジョ(2018-2019EX)やエヴァ(2021-2022)など一見フィギュアスケートっぽくない?音楽のジャンルの開拓もガンガン進めてくれたなあ、と思います。
あまりジョジョについては知らなかったけど、18-19シーズンのEXは楽しみでしょうがなかった。(名古屋フィギュアスケートフェスティバル2022で披露したゴジラも一押しですが再演はありますか…!)
素人目線ですが、刑事さんの滑りはどんなに激しく動いても足元がぶれずにコントロールが効いているのが凄くて、
それに加えて幅広い上半身の表情が音楽表現を可能にしているのかなあ・・・と思います。
特にフワッと華やぐような手の表情のつけ方が好きでした!
いろいろなジャンルの音楽を扱って、(私にとっては)音楽の背景がわからなくとも楽しめるプログラムをこれまでいくつも披露してくれたので、
これからのプロとしての取り組みにとてもわくわくしています。
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会見では、良いことは1年うちのほんの一瞬という言葉が出てきていて、競技の過酷さを感じます。
それでも、全日本連続出場13回(2009-2022・うち表彰台3回)、GPS、CSメダル等々…息の長い活躍をされたことで見られたプログラムの数々だったのかもしれません…。
全ての望みが叶った中での引退ではなかったかもしれないけれど、次の目標を見据えて、競技引退を決断出来たことが幸いです…!
素敵な演技をありがとうございました。今後の活躍を楽しみにしています!!