フィギュアスケート観戦など

フィギュアスケート観戦の感想等を記事にしています。無益なブログです。

ジュニアグランプリ第1戦 バンコク 男子

1戦目から僅差の戦いなのもそうそうないのではと驚きました。
なかなか試合を追いきれないのですが、ジュニアグランプリは観たことのない選手やしばらく見ないうちにぐんと力を伸ばしている選手が発見されるからおいそれとスルーするわけにもいかないんだよな..

上位選手について

*敬称略です

1. Rio NAKATA(JPN) 217.65

SP

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FS

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あっさり3回転アクセルを跳ぶようになっていて驚きました..特にFSなんて4Tも成功し、短い構えで3A3T跳んだからもうたまげた。

見返してみるとSPFSともにジャンプ降りてガッツポーズも印象的だけどもこの出来で降りられたらそれはしますわ..
決まったジャンプが凄く軽々と見えるのと、トリプルに関しては入りと出で工夫もあって凄い。これがジュニアでもトレンドなんだなあ。
滑りもスピードと滑らかさがあってFSの007のクールな感じにもよく合っていると思います…!

2. Francois PITOT(FRA) 217.50

SP

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FS

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やっぱりジュニア男子の2~3年の年齢差は大きいなあと感じます。大人と子どもくらい違うねえ。
際立つ身体能力というかダイナミックな体の使い方とちょっと制御しきれないくらいのパワーはフランス男子の傾向なんだろうか..SPのStSqとFSのバランスを崩しかけた3Aにシークエンス2Aをつけたあたりに感じました。

3. Yanhao LI(NZL) 210.08

SP

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FS

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初めてきちんと知ったんだけれどもニュージーランドにこんな選手がいたとは…(中華系…?)。
ルッツなどトゥをつくジャンプに高さと流れがあってみていて気持ちの良いきれいなジャンプ!それとスピンのポジションにも目を見張ったなあ。SPのビールマンポジションも綺麗でびっくり。
3回転アクセル以上の回転数のジャンプは跳んでいないけど、これからの成長がとても楽しみ。15歳ということは次の五輪も間に合うかな..?

印象に残った選手

あとは、FSでやや失速があったもののJacob SANCHEZ(USA)選手のSPでのエンターテインメント性や、Grayson LONG(CAN)選手に踊り心を感じたところも印象的。

Minkyu SEO(KOR)選手のスケートの加速っぷりは今回もすごかった。

Tsudoi SUTO(JPN)選手は今回上手くいかない点が多かったかもしれないけれど、シーズンの後半にむけてなんとか調子を上げられるといいなあ。スケーティングスキルが凄く光っている(評価も高くPCSだけだと6位かと…!)ので活躍が更にみられたらなあ。

ジュニア男子の個性が強い感じは国際試合を見ても国内試合を見てもたのしいです。